2013/01/16

出会い系サイト8割が「サクラ」、元社長ら逮捕


出会い系サイトを運営し、会員から利用料をだまし取ったとして、福岡県警は15日、出会い系サイト運営会社「ガレージインク」元社長、横溝圭一郎容疑者(37)(福岡市西区吉武)ら男女計7人を詐欺容疑で逮捕した。




 サイトの登録者約53万人のうち、約8割が会員になりすました「サクラ」で、同社は2005年秋以降、約20億6000万円を売り上げていたという。

逮捕されたのはほかに、元同社社員、松田雅人(31)(福岡市東区奈多団地)、元同社アルバイト馬込晃太朗(21)(福岡県筑紫野市常松)の両容疑者ら。


 発表によると、7人は昨年2~3月、運営していたサイト(閉鎖)に会員登録していた福井県の会社員男性(25)に対し、女性会員を装ったサクラに
メールのやりとりをさせ、利用料約16万円をだまし取った疑い。7人とも「だまし取っていない」などと容疑を否認しているという。

(2013年1月15日21時27分  読売新聞)